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【政治】

統計不正 再聴取に人事課長同席 監察委、身内を再び黙認

 毎月勤労統計の不正を巡り、厚生労働省の特別監察委員会(委員長・樋口美雄労働政策研究・研修機構理事長)は三十日、会合を開いた。厚労省は、監察委が関係職員らに再聴取を実施したことや、その場に人事課長らが同席していたことを明らかにした。

 監察委を巡っては、職員聴取の約七割を身内が実施し、宮川晃厚労審議官ら省幹部が同席、質問していたことが既に判明している。身内の介在に、与野党が「中立性に疑念が生じる」と反発し、聴取のやり直しが決まった経緯がある。再び身内が同席し監察委が黙認したことに批判が出そうだ。

 会合は非公開で、監察委は取材に応じなかった。厚労省によると、人事課長らの同席について委員らは「聴取結果への影響はない」との認識で一致しているという。

 外部に対して非公開の会合でも、開催日時や場所、当日の議事内容を報道機関に説明するのが通常だが、今回は一連の情報を公開していなかった。この日の監察委も当初は公式説明はなく、終了から約三時間後に報道機関側の要請を受け、委員ではなく厚労省職員が記者説明を行った。

 再調査ではこれまでの対象職員ら三十七人に加え、新たに関係職員ら三人や不正な抽出調査をしていた東京都など四自治体への聴取を実施している。

 

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