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【政治】

アベノミクス成果「変更ない」 参院代表質問で首相が強調

 参院は三十一日午前の本会議で、安倍晋三首相の施政方針演説など政府四演説に対する各党代表質問を行った。首相は、毎月勤労統計の不正に伴う再集計で二〇一八年の一人当たり現金給与総額の伸び率(前年同月比)が下方修正されたことに関連し「一八年の伸び率の数値のみを示してアベノミクスの成果だと強調したことはない。雇用、所得環境は着実に改善しているとの判断に変更はない」と強調した。

 国民民主党の榛葉賀津也参院幹事長が「アベノミクスが重視する賃金の動向に対して疑義が生じている」とただしたのに答えた。自民党の橋本聖子参院議員会長も「賃金上昇率などにどのような影響があるのかについて政府の見解を示すことは大切だ」と指摘した。

 榛葉氏が、不正問題を巡る特別監察委員会の調査がずさんだと批判したのに対し、首相は「再発防止に全力を尽くすことで政治の責任を果たしていく。(監察委には)さらに独立性を強める形で厳正に検証作業を進めてもらう」と答えた。

 根本匠厚労相は、不正に伴う雇用保険などの追加給付にかかる事務費百九十五億円を、会社員や企業が支払う保険料などで賄うことを受け「保険料の将来的な上昇につながらないよう、複数年度をかけ事務費を削減する」と話した。追加支給の完了時期については「速やかに多くの方に支払えるよう万全を期す」とし、明言を避けた。 (清水俊介)

 

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