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【政治】

菅長官再び「怪文書」認識 加計「総理のご意向」文書

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は八日の参院予算委員会で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡って「総理のご意向」と記載された文書を「怪文書」とした発言について「実際にそのようなものだったんじゃないですか」と述べ、改めて怪文書だとの認識を示した。一昨年六月に政府内で文書が見つかった後、国会で「怪文書」発言を修正していた。(望月衣塑子)

 立憲民主党の杉尾秀哉氏が、官房長官会見での本紙記者の質問制限に関連し、「怪文書と切って捨てたが、文書は本物だった。自分はうそをついても許されて記者は事実誤認のことは一切聞くなとはどういうことか」と質問。これに対し菅氏は「実際そのようなものだったんじゃないですか。私はそのことについては変えていない」と答弁した。

 一昨年五月、「総理のご意向」と記載された文書の存在が報じられた際、菅氏は会見で「全く怪文書みたいな文書じゃないですか」と述べた。その後、文部科学省の再調査で「総理のご意向」などと記載された一連の文書が見つかり、松野博一文科相(当時)が同年六月十五日、「前回確認できなかった文書の存在が確認できたことは申し訳なく結果を真摯(しんし)に受け止めている」と認めた。菅氏は翌十六日の参院予算委で「現在の認識ではない」と発言を事実上修正。同日午後の会見でも「初めて報道された当時の認識で、現在の認識ではない」と述べていた。

 杉尾氏は「怪文書発言は『事実誤認』だったのは明らかで、国会でも『現在の認識でない』と認めたのに再び発言を翻した。事実をゆがめようとしており許されない」と批判した。

 

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