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【政治】

元号6案、1週間前確定 2カ月前から絞り込み

 新元号「令和(れいわ)」を巡り、政府が菅義偉(すがよしひで)官房長官を中心に候補名の絞り込み作業を約二カ月前から始めていたことが分かった。四月一日の決定当日に有識者懇談会や全閣僚会議に提示した「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」といった六つの原案は約一週間前に事実上確定させていた。政府関係者が二日、明らかにした。 

 関係者によると、政府は国文学、漢文学、日本史学、東洋史学の専門家に候補名の考案を非公式に依頼。古谷一之官房副長官補を筆頭とする元号担当者が「二十〜三十の案」まで絞り込み、約二カ月前に菅氏へ提出した。

 菅氏は(1)国民の理想としてふさわしい良い意味を持つ(2)漢字二字(3)書きやすい(4)読みやすい(5)これまでに元号や贈り名(追号)として用いられていない(6)俗用されていない−に留意し、絞り込みを進めた。

 三月に入り、安倍晋三首相にも検討状況を報告。約一週間前の段階で原案は令和のほか「英弘」「久化」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」の計六案に固まった。

 関係者によると、原案の出典は英弘が「日本書紀」。広至は国書(日本古典)に加え、中国古典の「詩経」にも由来する。万和は中国古典の「文選(もんぜん)」。万保も中国古典に由来する案だった。

 

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