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【政治】

自民が失言防止マニュアル 災害、LGBT分野など注意喚起

 自民党は今夏の参院選を前に、所属議員や候補者による演説中の失言を防ぐため、注意事項をまとめた文書を党内に配布した。歴史認識や性的少数者(LGBT)に関する個人的見解などは「表現が強くなる傾向がある」と指摘し、発言をコントロールするよう促す内容だ。

 文書は党組織運動本部遊説局が作成したA4一枚の電子データで、今月十日に配布した。発言は「一部が切り取られ報道」されると注意喚起し、記事の見出しに使われやすいジャンルとして(1)歴史認識、政治信条(2)ジェンダー(性差)・LGBT(3)事故や災害(4)病気や老い(5)受けを狙える雑談口調の表現−の五分野を挙げた。

 失言を防ぐ対策では、短い文章を意識し無駄な表現を減らす話し方を勧めた。聴衆の喝采に乗り不用意な発言をするケースが多いことにも注意を呼びかけた。

 政治家の失言を巡っては自民党の塚田一郎元国土交通副大臣や桜田義孝前五輪相が、四月に相次ぎ辞任。戦争による北方領土奪還に言及した丸山穂高衆院議員は今月十四日に、日本維新の会から除名処分を受けた。 (坂田奈央)

 

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