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【政治】

日朝会談「めど立たず」 首相「金氏と率直に話す」

 安倍晋三首相は十九日、北朝鮮による日本人拉致被害者の家族会などが東京都内で開いた集会に出席し、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談について「条件をつけずに金委員長と会って率直に、虚心坦懐(たんかい)に話をしたい」と語った。現時点で「会談が行われるめどは立っていない」と話した。集会では、全拉致被害者の即時一括帰国を求める決議が採択された。

 首相は二十五日から来日するトランプ米大統領との連携を重視する方針を強調。「日朝間における相互不信の殻を打ち破るためには、私自身が金委員長と直接向き合わなければならないとの決意だ」と語った。

 集会には千人以上が参加し、「全拉致被害者の即時一括帰国を迫るための日朝首脳会談実現を強く求める」と決議した。拉致被害者横田めぐみさんの母、早紀江さんは「だんだん年を取り、時間が少なくなってきたというむなしい思いがある」と訴えた。

 救う会の西岡力会長は「(北朝鮮に対する)制裁圧力で取引の場に引き出すところまできた。これからが最後の勝負」とした上で、日本政府が拉致被害者と認定していない被害者も含め、一括帰国を要請。「(北朝鮮が)受け入れるまでは支援してはならない。食糧支援も一切だめ」と強調した。 (大杉はるか)

 

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