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【政治】

太田前代表、小選挙区不出馬 公明、同日選を意識?

 公明党が二十三日に発表した太田昭宏前代表(73)の衆院東京12区からの次期衆院選不出馬が、夏の参院選に合わせた衆参同日選に備えた動きではないかとの観測を広げている。公明と地域政党・大阪維新の会との関係修復も、公明が議席を持つ大阪府と兵庫県の六つの衆院小選挙区で、維新との競合を避けるためとみられており、解散風を強める要因になっている。

 太田氏は任期を二年以上残している。これだけ早期の発表は異例。後継として東京12区から出馬予定の岡本三成衆院議員(比例北関東)に党側が連絡したのは、発表当日の午前という慌ただしさだった。

 公明の山口那津男代表は、太田氏の選挙区からの不出馬を発表した記者会見で、「衆参ダブル選がありやなしやとは一切関係ない」と自ら説明した。しかし唐突な動きに、連立を組む自民党内からは「このタイミングの交代は、ダブル選を予想しているのではないか」(閣僚経験者)との声が上がっている。衆院選の準備を連想させる動きは、関西でも急速に進む。公明は、四月の大阪府知事選と大阪市長選で維新と対立した候補を支援し完敗。公明が議席を持つ大阪府などの小選挙区に維新が候補を立てる構えを見せると、公明は「大阪都構想」へ賛成する姿勢に方針転換した。 (村上一樹)

 

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