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【政治】

安倍政治 継続か見直しか

<解説> 安倍政治の継続を認めるのか、見直しを求めるのか。有権者にとって参院選はそれを決める機会だ。

 二〇一二年末の第二次安倍政権発足後、六年半で日本は大きく変わった。憲法解釈の変更と安全保障関連法の施行で、自衛隊は他国を武力で守る集団的自衛権の行使が可能となり、世界中のどこでも米軍を後方支援できるようになった。

 大企業の業績は好調だが、非正規労働者は増えて、貧富の格差は拡大した。子どもの貧困問題も根強く残っている。

 東京電力福島第一原発事故は収束していないのに、原発は次々と再稼働している。再生可能エネルギーなど、代替エネルギーへの転換は大きな課題となっている。

 森友・加計(かけ)問題などの疑惑や不祥事に対して、安倍政権が説明を尽くしているとは言い難い。

 第二次安倍政権発足後、衆院選と参院選は二回ずつ行われた。首相はいずれの選挙にも勝利し、衆参両院で握る多数の議席を背景に、安保法や特定秘密保護法、「共謀罪」法などを次々と成立させてきた。

 参院選は衆院選と違って、政権選択選挙ではない。安倍政権が進めてきた政策や政治姿勢が問われる。与党が勝利すれば安倍路線は継続し、加速するかもしれない。逆に負ければ歯止めとなる。日本はいま岐路に立つ。 (城島建治)

 

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