東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

<参院選>「民主」票無効の可能性 総務省「正しく書いて」 立民=「りっけん」 国民=「民主党」 

 国民民主党が参院選で届け出た略称「民主党」を巡り、混乱を心配する声が会員制交流サイト(SNS)で上がっている。立憲民主党が2017年の衆院選で同じ略称を使っていたからだ。今回は比例代表で「民主党」と書けば国民の得票となる。「民主」と書いた場合は無効になる可能性がある。総務省は正確な記載を呼びかけている。

 立民は今回の参院選で、党名が有権者に浸透してきたとして「りっけん」で略称を届け出た。

 「民主党」の略称が注目されるきっかけは安倍晋三首相の街頭演説。立民の枝野幸男代表に関し「民主党の枝野さん」と言い間違いを繰り返した。比例の「民主党」票は国民の得票になるだけに、枝野氏は「選挙妨害だ」と反発した。

 SNSでは「わかりにくい」「ややこしい」という声が広がった。立民は公式ツイッターで「略称は『民主党』でなく『りっけん』です」と注意を促した。

 総務省が9日に都道府県選挙管理委員会に示した指針では、正式名称と略称以外の有効投票例として、国民は「国」「国民民主」、立民は「立」「立民」を挙げた。「民主」と投票用紙に記した場合は自民党(自由民主党)や社民党(社会民主党)とも解釈でき、有効例に含めなかった。

 各開票所は「民主」票があった場合、指針を踏まえて有効かどうかを判断することになる。総務省の担当者は「政党名を正しく書いてもらうのがベストだ」と話している。 (坂田奈央)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報