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【政治】

<国会バリアフリー>横顔は 舩後氏・14年に市議選挑戦、木村氏・自立支援施設設立

 舩後靖彦(61)、木村英子(54)の両参院議員は、山本太郎代表から七月の参院選への立候補を打診される前から、障害者が生きやすい社会の実現のため、政治に強い関心を寄せていた。

 舩後氏は商社に勤めていた一九九九年、四十一歳の時に突然、ペンが握れなくなり、翌年に難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と告知された。二〇一二年、訪問介護を頼んでいた会社から「当事者の視点でサービスを改善してほしい」と打診され、副社長に就任。障害者と健常者が分け隔てなく暮らせる街づくりが必要と考え、一四年には自宅がある千葉県松戸市の市議選に無所属新人として立候補した。

 選挙戦では、歯でセンサーをかんでパソコンを操作し、演説を執筆。ひざの上に置いたラジカセから人工音声で演説を流し、支持を訴えた。落選したが、当時の本紙の取材に「いつの日か障害者、高齢者の地位向上を政治の場で図りたい」と再起を誓っていた。

 木村氏は生後八カ月の時、歩行器ごと玄関から転落し、身体の大部分が自由に動かせなくなった。十九歳の時、障害者施設ではなく、東京都内で自立した生活をする道を選択。多摩市で障害者の自立を支援する「自立ステーションつばさ」を設立し、事務局長を務めている。 (大野暢子)

 

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