東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

「衆参統一会派」国民逆提案へ 立民の「上から目線」に反発

 国民民主党は十日、立憲民主党が提案した衆院会派合流構想を協議する両院議員総会を党本部で開き、衆院だけでなく参院も加えた上で対等な立場での統一会派結成を求める方針を決めた。立民の提案に正面からは答えず、違う内容を逆提案することで、立民の出方を見極める構えだ。立民の会派に国民が入るよう求める「上から目線」への反発も影響した。次期衆院選へ「大きな固まりをつくる」として動きだした合流構想は曲折が予想される。

 「これから協議が始まるという理解だ」。国民の玉木雄一郎代表は両院議員総会後、記者団に強調した。立民の提案に対し、近く文書で伝達する方針だ。統一会派をつくるという「総論」では相違がないものの、衆参両院での統一会派結成のほか、政策の合意形成へ協議するようくぎを刺した。

 会派は、衆参両院それぞれで活動を共にする議員グループで、政党同士の間でも会派を組むことは可能。政党が合流する前段とも位置付けられる。玉木氏があくまで対等な立場にこだわるのは、先々の展開をにらみ、立民に主導権を握られたくないとの思いもある。

 ただ、最も大きいのは枝野幸男代表が求めた衆院だけの立民への合流という会派の組み方と、立民が主導する原発ゼロ法案への協力などをそのまま受け入れれば、党分裂を誘発しかねないとの懸念だ。立民の提案を受け入れられる議員だけを個別に引き抜く「分断工作」(国民関係者)との警戒感も広がる。ベテランは「吸収合併のような提案はあまりに失礼だ」と語った。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報