東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

議員歳費削減 張り切る公明 自民冷ややか

写真

 公明党が7月の参院選で公約に掲げた国会議員の歳費10%削減に意欲を示している。「身を切る改革」は日本維新の会も看板政策にしている。公明党が歳費削減に熱心なのは、関西の現有議席を脅かす可能性がある維新への対抗策という側面もあり、連立を組む自民党は冷ややかな姿勢だ。 (妹尾聡太)

 公明党の北側一雄副代表は八日の記者会見で、秋の臨時国会で歳費削減の実現を「当然目指していく」と述べた。実現に向けて「自民党の理解を得る努力をしている」と説明した。

 実際、公明党は七月末の自公幹部の会合で、歳費削減に理解を求めた。これに対し、自民党は「各党の動きも見ていく」(森山裕国対委員長)と静観の構え。党内論議は「何もしていない」(岸田文雄政調会長)という状況だ。それでも公明党幹部は「言い続けていくしかない」と話す。

 参院選で数値目標を示して歳費削減を訴えたのは公明党と維新だけだった。公明党の歳費一割減に対し、維新は国会議員の報酬三割カットを訴えた。大阪、兵庫選挙区では両党の候補が競り合った。次期衆院選でも、公明党現職のいる関西の小選挙区に維新が候補者を擁立すれば激戦になる。衆参両院議員には月額百二十九万四千円の歳費が支給されている。参院議員については、定数六増に伴う経費削減のため今月から三年間の時限措置として、月七万七千円を目安に歳費の自主返納を可能とする改正法が六月に成立した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報