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【政治】

中国副主席、即位の礼参列へ 対日重視か、王岐山氏が来日調整

 【北京=中沢穣】中国の王岐山(おうきざん)国家副主席が、十月二十二日に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」参列のため、来日する方向で調整していることが分かった。日中外交筋が明らかにした。盟友とされる王氏の派遣で、習近平(しゅうきんぺい)国家主席は対日関係を重視する姿勢を示す意向とみられる。

 日中韓首脳会談に伴う安倍晋三首相の訪中も十二月を軸に調整が進められているほか、来春には習氏の国賓での来日も控え、日中間のハイレベルの相互往来が一層加速しそうだ。来日時は安倍首相らと会談するとみられる。

 一九九〇年に行われた前回の即位の礼では、中国から共産党政治局員の呉学謙(ごがくけん)副首相(当時)が参列した。王氏は最高指導部の政治局常務委員を務めた経験があり、呉氏よりも格上として位置づけられる。即位の礼は各国の元首らを招待して皇居で行われ、九〇年の際にはチャールズ英皇太子夫妻やフィリピンのアキノ大統領らが来日した。

 習氏と青年時代から交友がある王氏は、二〇一二年に政治局常務委員会入りし、党中央規律検査委員会書記として反腐敗運動を率いた。習氏の政敵を次々に摘発し、習氏が権力基盤を固めるのに貢献した。一七年に政治局常務委員を退いたが、一八年三月に国家副主席に就いた。

 

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