東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

首相、7年連続玉串料 超党派議連、靖国を参拝

 安倍晋三首相は十五日午前、東京・九段北の靖国神社に玉串料を私費で奉納した。首相は参拝せず、代理で訪れた自民党の稲田朋美総裁特別補佐が記者団に明らかにした。終戦の日に合わせた首相の玉串料奉納は、第二次政権発足翌年の二〇一三年から七年連続となる。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)は、そろって参拝した。

 稲田氏は首相から「わが国の平和と繁栄が、祖国のために命をささげたご英霊のおかげであるとの感謝と敬意を表する」との言葉を預かったと記者団に明らかにした。玉串料に関し「安倍晋三と個人名が書かれていた」と説明した。

 首相が在任中に靖国神社を参ったのは一三年十二月の一度だけ。極東国際軍事裁判(東京裁判)のA級戦犯が合祀(ごうし)されており、中国や韓国は首相の参拝に反対している。首相の参拝見送りには、中国との関係改善が進んでいることが背景にあるとみられる。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で、首相が参拝しない理由について「首相が私人の立場で判断した。政府として答えることは控えたい」と述べた。

 終戦の日に安倍内閣で靖国神社を参拝した閣僚は一三〜一六年に数人いたが、一七、一八年はゼロだった。

 靖国神社は今年で創立百五十年。超党派議連は、佐藤正久外務副大臣や城内実環境副大臣ら約五十人が参加した。自民党の萩生田(はぎうだ)光一幹事長代行、小泉進次郎衆院議員が個別に参った。保守派グループ「伝統と創造の会」も参拝した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報