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【政治】

地震地図バリアフリー 政府方針 色覚障害者見やすく

現在の政府の地震動予測地図(左上)が色覚障害者にどう見えるかのイメージ(右上)。新しい配色で示したもの(下段左)では危険度が見分けやすくなる。文科省による図を基に、色覚障害に詳しい浅田一憲氏が開発した「色のシミュレータ」で作製した

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 日本列島内の地震危険度を色で示す「全国地震動予測地図」を、全国で三百万人以上と言われる色覚障害の人にも分かりやすく作り直すことを、発行する政府の地震調査研究推進本部が決めた。災害発生後の情報については気象庁が同様の取り組みを始めているが、地震本部は防災に関連する情報で「色のバリアフリー化」を順次進める方針。

 地震本部は色覚障害者が見分けにくい緑と赤の混在を避けるため「緑色」の使用をやめ、見分けやすい九色のうちから選んで使う。

 予測地図は国や自治体の防災計画の基本になっており、市民が手にする資料などにもこうした色使いが広まることになる。地震に限らず台風や火山噴火などの自然災害全般にも適用するべきだとの声も出ている。

 最高の危険度は赤紫、最低は薄い灰色で示す。緑や黒は用いない。陸や海は白や水色などを使う。例えば赤と赤紫を混ぜたような色があると紛らわしくなるため、色が連続的に変化するグラデーションはできるだけ使わないという。

 

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