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【政治】

河野氏 防衛相で調整 首相、大幅改造の方針

 安倍晋三首相(自民党総裁)は十一日に行う内閣改造と党役員人事で、河野太郎外相を防衛相に起用する方向で調整に入った。世耕弘成経済産業相は交代し、党参院幹事長に就任する。留任が固まった麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉(すがよしひで)官房長官以外は、閣僚を大幅に入れ替える。関係者が明らかにした。

 河野氏の後任の外相は、茂木敏充経済再生担当相を起用する方向で調整している。河野氏は元徴用工問題や韓国による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の破棄を巡り、韓国側に厳しい姿勢を取り続けてきた。河野氏を防衛相に横滑りさせることで、日本の対韓政策に変化がないことを示す狙いもあるとみられる。

 党役員人事では、鈴木俊一五輪相を総務会長に起用する方向で調整が進んでいる。党憲法改正推進本部長は、続投する岸田文雄政調会長が兼任する案が検討されていたが、上川陽子前法相を充てる案が浮上した。

 首相は今回の人事について「安定と挑戦の強力な布陣を敷きたい」と強調している。政権の骨格として麻生、菅両氏を残し、党では二階俊博幹事長と岸田氏の続投で安定感を保持する一方、大幅改造で「挑戦」の姿勢をアピールする。初入閣の人数は、昨年十月の前回改造で起用された十二人を上回る可能性がある。党内の各派閥は、衆院当選五回以上、参院当選三回以上で閣僚経験のない「入閣待機組」の処遇を求めている。

 

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