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【政治】

改憲シフト鮮明 首相「必ず成し遂げる」 第4次安倍再改造内閣発足

記者会見する安倍首相=11日午後6時12分、首相官邸で(市川和宏撮影)

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 第四次安倍再改造内閣は十一日午後、皇居での認証式を経て発足した。安倍晋三首相(自民党総裁)は官邸で記者会見し、改憲について「困難な挑戦だが、必ずや成し遂げる決意だ」と語った。政権の安定を重視し、自民党の二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長を続投させ、与野党の改憲論議を加速させる。内閣改造では、党内で将来の首相候補と目される小泉進次郎元復興政務官を環境相に抜擢(ばってき)した。 (後藤孝好)

 首相は「令和の時代にふさわしい憲法改正原案の策定に向け、衆参両院で第一党の自民党が憲法審査会で強いリーダーシップを発揮すべきだ」と強調。「与野党の枠を超えて活発な議論をしてもらいたい」と各党に改憲案の提起を促した。

 改憲の是非を問うための国民投票法の改正案については「憲法審査会の場でしっかりと議論していただきたい」と改憲論議との並行審議を求めた。改憲勢力が三分の二の議席を割り込んだ七月の参院選結果に関しては「憲法議論は行うべきだというのが国民の声だ」と重ねて訴えた。

 十月の消費税増税に伴うキャッシュレス決済のポイント還元制度など負担軽減策については「分かりにくいという声があることは承知している。十二分な説明を心がけていきたい。軽減税率の導入の準備に万全を期す」と理解を求めた。

 社会保障改革の司令塔として、全世代型社会保障改革検討会議を設け、来週にも第一回会合を開催する方針を示した。

 小泉氏に関しては「若手ならではの斬新な発想での取り組みを期待している」と述べた。小泉氏は三十八歳で、男性では戦後最年少の入閣となる。

 閣僚十九人のうち十七人が交代。初入閣は小泉氏ら十三人で安倍内閣で最多。麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉(すがよしひで)官房長官は留任させ、河野太郎外相は防衛相、茂木敏充経済再生担当相は外相に横滑りさせた。

 党四役人事では、総務会長に鈴木俊一・五輪相、選対委員長に下村博文党憲法改正推進本部長を起用した。参院での改憲論議を主導する党参院幹事長には、首相側近の世耕弘成経済産業相が就任した。

 

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