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【政治】

「非正規」の呼称 議論が必要 加藤厚労相、会見

 加藤勝信厚生労働相は十三日の記者会見で、パートタイム労働者や派遣労働者などを総称して「非正規」と呼ぶことの是非について、国民の中で幅広く議論する必要があるとの認識を示した。「ネガティブなイメージが言われていることをどう払拭(ふっしょく)していくか、いろんなところで議論していただければいい」と述べた。

 「非正規」や「非正規労働者」という呼称を巡っては、厚労省が四月中旬に根本匠前厚労相の指示として、国会答弁などで使わないよう求める趣旨の文書やメールを省内に通知した。だが、本紙が情報公開請求をした後の七月下旬、同省は「不正確な内容が散見された」として通知の撤回を決定。根本氏の関与を否定した経緯がある。

 加藤氏などによると、八月上旬に厚労省の雇用環境・均等局が、「非正規」などの呼称を国会答弁などで用いないよう求める趣旨の文書を、あらためて省内に通知したという。

 加藤氏は「大事なのは、(非正規労働の)実態面の対応をしっかりやっていくことだ」と強調。来年四月以降始まる同一労働同一賃金を通じて、正社員と非正規労働者の不合理な待遇格差の解消を目指す考えを示した。 (中根政人)

 

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