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【政治】

「即位礼正殿の儀」来月22日 参加国・機関190以上

 政府は十八日の皇位継承に関する式典委員会で、天皇陛下が十月二十二日に即位を宣言される「即位礼正殿の儀」の細目を了承した。皇居・宮殿「松の間」に入室する際の経路は京都御所で行っていた昭和以前の伝統を復活させる。同日実施のパレード「祝賀御列の儀」に関し、荒天が予想される場合の予備日を十月二十六日にすることも決定。安倍晋三首相は「平成時を上回る百九十以上の国や国際機関の代表の来日が予想される」と報告した。

 前回一九九〇年十一月の上皇さまの「即位礼正殿の儀」の際は、参列者と接する機会を増やすため、宮殿内の廊下を回り込む形で松の間に入場していた。今回は会場内に計三十台のモニターを設置することで、天皇、皇后両陛下が回り込まなくても儀式の様子を確認できると判断。後方から入室し「高御座(たかみくら)」と「御帳台(みちょうだい)」に昇る伝統的な形式に戻すことにした。

 前回参加した国と国際機関は計百六十だったが、その後、日本政府の承認国は平成時の百六十五から百九十五に増加している。首相は「皇位継承の式典の中でも最大の式典だ。円滑、厳粛に行われるよう政府一丸で全力を尽くす」と述べた。

 パレードは、両陛下が乗られたオープンカーが二十二日午後三時半に皇居・宮殿を出発し、赤坂御所までの全長約四・六キロを三十分ほどかけて進行する計画だ。実施の可否は前日の二十一日午後六時半に発表。二十六日も悪天候ならパレードの実施自体を見送る。

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◆即位祭典ゲスト 「嵐」に出演打診

 超党派の国会議員連盟などが天皇陛下の即位を祝うため十一月九日に開く「国民祭典」のゲストとして、人気アイドルグループ「嵐」に出演を打診していることが分かった。関係者が十八日、明らかにした。パフォーマンスを披露してもらい、祝賀ムードを盛り上げる狙い。天皇、皇后両陛下の出席も宮内庁を通じて要請している。国民祭典は、超党派議連と財界などでつくる民間団体が共催し、皇居前広場で開催する。

◆オープンカー 一般展示へ

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 政府は18日の式典委員会で、天皇、皇后両陛下が10月22日に国民から祝福を受けるパレード「祝賀御列の儀」で使うオープンカー=写真=について、式典後に東京都港区の迎賓館と京都市上京区の京都迎賓館で一般展示すると決めた。展示期間など詳細は今後検討する。

 車両はトヨタ自動車の「センチュリー」をオープンカーに改造した。両陛下の姿を沿道から見やすくするため、座面の位置や背もたれの角度を調整する工夫を施した。今月中に納車される予定だ。

 

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