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【政治】

パスポート郵送交付へ 電子申請やカード払い検討

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 政府は、発行された旅券(パスポート)を郵送で受け取れるようにする制度改正の検討に入った。パスポート申請・交付窓口を運営する都道府県側と調整を進め、早期実現を目指す。インターネットでの申請を二〇二二年度にも導入。手数料のクレジットカード払いは早ければ二一年度に可能にする。国民の利便性向上が狙い。政府筋が明らかにした。

 いずれも旅券法の改正などが必要で、外務省が準備を進める。

 現在、旅券の新規発給・更新を希望する人は、申請時と交付時に窓口を訪れる必要がある。旅券を自宅に郵送できるようにすれば、こうした負担を軽減できる。実現には受け取りの際の厳格な本人確認が欠かせず、どのような工夫ができるか協議する。

 申請は紙での提出が義務付けられている。ネットで申請した場合でも、本人確認のため窓口に出向かなければならない。ただ申請の必要事項を事前送信しておくことで、受付時間を短縮できるという。

 手数料については、多くの都道府県が、受け取りの際の提出書類に収入印紙と収入証紙を貼って納付するよう求めている。印紙と証紙は現金でしか購入できない仕組みだ。これを現金で直接支払えるように改め、クレジットカードも受け付ける。

 マイナンバーカードを持参すれば戸籍抄本・謄本の提出を不要にする運用も、二三年度以降に実現させる意向だ。

 旅券本体の変更では、偽造防止のため、二〇年三月から出入国スタンプを押す査証欄に葛飾北斎の浮世絵を印刷する。二四年度に、顔写真や氏名が印刷されたページを紙からプラスチック板に変更した新旅券を導入する。

 

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