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【政治】

政府、甚大被害後もパレード調整 「淡々と進める」一方 菅氏「今週から延期検討」

 天皇陛下の即位に伴い二十二日に予定していたパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」について、政府は当初、台風19号により各地で甚大な被害が発生した後も開催を模索し調整を進めていた。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は週明け十五日の記者会見で、パレードの準備を「淡々と進めていきたい」と語った。政府高官も「陛下のお気持ちもあるが、国民の期待がある。台風被害は残念なことだが」と予定通り実施する考えを示していた。

 菅氏は翌十六日の会見でも、開催の是非を問われて「昨日、私が申し上げた通り」と答えた。政府高官は「淡々と準備するだけだ。パレードの延期なら前日でも判断できる」と強調。実施したい意向をにじませていた。

 結局、安倍晋三首相が台風19号の被災地を初めて訪問した十七日、政府はパレードの延期を決断した。菅氏は会見で「首相から諸般の事情を総合的に勘案し、延期の方向で検討するよう指示があった。宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した」と説明した。

 菅氏は、台風19号の甚大な被害を考慮したかと問われ「今週に入ってから、そこも含めて検討した」としつつも、粛々と準備を進めることは必要だったと振り返った。 (中根政人)

 

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