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【政治】

天皇陛下、即位礼正殿の儀でのお言葉 平成踏襲、上皇さまを高く評価

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 天皇陛下が即位礼正殿の儀で述べられたお言葉は、平成の即位礼での上皇さまのお言葉からどう変化したのか。象徴天皇制に詳しい名古屋大大学院の河西秀哉准教授は「基本的に平成の時の踏襲だが、上皇さまへの高い評価と、平成を継続していこうという姿勢を示しているように感じる」と話す。

 河西さんが注目したのは、お言葉の「その御心(みこころ)をご自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し」という部分。陛下は上皇さまが「行動する天皇」だったことを、高く評価していることが表れているという。

 さらに、上皇さまが平成の「即位礼正殿の儀」で述べた昭和天皇への評価にプラスして、今回、陛下は上皇さまが「世界の平和を願われ」たことに言及した点にも表れているとする。

 一方で、お言葉の文面が平成の時よりも柔らかくなっている点も指摘。上皇さまが「国民と苦楽を共にされた御心を心として」とした部分を、陛下は「いかなる時も国民と苦楽を共にされながら」と言い換えた。河西さんは「聞いて、すぐ分かる形にしたのではないか」と推測した。 (比護正史)

 

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