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【政治】

関電問題「言語道断」 自らに跳ね返る 菅原経産相更迭

 菅原一秀氏は、関西電力の役員が福井県高浜町の元助役から巨額の金品を受領した問題に対し、「言語道断」と厳しく非難していた。また「徹底した調査を行い、原因究明を」とも求めていた。金品受領をめぐる関電幹部に重ねた叱責は、今後ブーメランのように自身へ跳ね返ることになる。

 菅原氏は9月下旬以降、関電問題が明らかになると「もし事実ならばゆゆしき事態」だと問題視。電力を供給し、社会的責任も背負う関電に対し「不透明な形で多額の金品を長年にわたって受領したことは極めて大きな問題」と強調した。

 さらに、関電側から別の不正受領が明らかになると、「また新たな事案が出てきた。徹底した調査を行い、原因究明を行う。我々として厳正に処す」とも述べていた。

 菅原氏は辞表を提出する前日の24日、記者団に「あす国会できちっと説明します」と強調。25日の衆院経済産業委員会への出席に向け準備を進めていたという。

 だが同日朝になると、一転して説明の場を回避。菅原氏は「一晩考え自ら決意した」と話したが、現時点では関電に求めたような説明責任を果たしたとは言い難い。 (石川智規)

 

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