東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

萩生田文科相、受験「身の丈」発言を陳謝 「説明不足だった」

大学入学共通テストの英語で導入される民間検定試験に関しての自身の発言について、取材に応じる萩生田文科相=28日午前、文科省で

写真

 二〇二一年から大学入学共通テストで導入される予定の英語民間試験について、萩生田光一文部科学相が「身の丈に合わせて勝負してほしい」とテレビ番組で述べたことについて、萩生田氏は二十八日午前、「説明不足だった。おわびしたい」と謝罪した。

 発言したのは、二十四日夜のBSフジの番組。経済や地理的な格差が広がるという声があることについて問われ、「あいつ予備校通っていてずるいよな、と言うのと同じ」とし、「裕福な家庭は回数受けてウオーミングアップできることはもしかしたらあるかもしれないが、そこは身の丈に合わせて、二回を選んできちんと勝負して頑張ってもらえば」などと発言。インターネット上などで高校生らの反発を招いた。

 萩生田氏は二十八日、「どのような環境下の受験生でも自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせ適切な機会をとらえて全力で頑張ってもらいたいという思いだった」と釈明。「不安や不快な思いを与えかねない説明不足な発言だった。おわび申し上げたい」と謝罪した。

 新しい入試制度では、受験する年度の四〜十二月までに受けた民間試験のうち二回分の結果が大学側へ通知され、合否に反映される。受験料が高額な上、受験会場が少ない地方では交通費や宿泊費もかかる。国の政策によって経済、地理的格差を広げるものだと批判されている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報