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【政治】

菅氏「発言趣旨知らない」けど「適材適所」 「身の丈」発言の文科相擁護

 2021年から大学入試共通テストで導入される予定の英語民間試験を巡り、萩生田光一文部科学相がテレビ番組で「身の丈に合わせて勝負してほしい」と述べたことについて、菅義偉官房長官は28日午前の会見で「発言の趣旨は承知してないので、コメントは差し控えたい」と述べた。

 報道陣の「大臣の資質を欠いているのでは」との質問には「適材適所だと思う」と答え、萩生田氏を擁護した。

 一方、萩生田氏は同日午前、文科省で取材に対して「不安や不快な思いを与えかねない説明不足な発言だった。おわび申し上げたい」と謝罪。「どのような環境下の受験生でも自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせ適切な機会をとらえて全力で頑張ってもらいたいという思いだった」と釈明した。

 萩生田氏は24日夜のBSフジの番組で、英語民間試験を導入すると経済や地理的な格差が広がるといった懸念があることについて問われ、「あいつ予備校通っていてずるいよな、と言うのと同じ」とした。

 その上で「裕福な家庭は回数受けてウオーミングアップできることはもしかしたらあるかもしれないが、そこは身の丈に合わせて、2回を選んできちんと勝負して頑張ってもらえば」などと発言。格差拡大を容認するものだとして、インターネット上などで反発を招いた。

 新しい入試制度では、受験する年度の4〜12月に受けた民間試験のうち2回分の結果が大学側へ通知されて合否に反映される。

 

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