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【政治】

萩生田文科相「身の丈」発言撤回 英語民間試験「予定通り実施」

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 萩生田光一文部科学相=写真=は二十九日の閣議後記者会見で、大学入学共通テストの英語で導入される民間検定試験を巡り「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」とテレビ番組で発言したことについて「撤回し、謝罪する」と述べた。

 発言があったのは二十四日のBSフジの番組。萩生田文科相は二十八日に報道陣の取材に応じ「国民、特に受験生に不安を与えかねない説明不足の発言だった。おわびしたい」と述べたが、野党から「発言自体を撤回すべきだ」との批判が上がっていた。

 二十九日の会見で萩生田文科相は「受験生を見下したり切り捨てたりすることを念頭に発言したわけではない」と強調。その上で、二〇二〇年四月を予定している民間試験の導入時期について「さまざまな課題があるのは承知の上で取り組んできた。さらに足らざる点を補いながら、予定通り実施したい」と話した。

 民間試験は六団体七種類から最大二回まで受験する。受験料が二万円を超える試験があったり会場が都市部に限られる試験が多かったりして、経済格差や地域格差の問題が指摘されており、全国高等学校長協会は導入延期を求めている。

 萩生田文科相は、民間試験導入で格差が拡大すると認識しているからこそ「身の丈」発言をしたのではないかと問われ、「制度としては平等性が担保されると思うが、そこにたどり着くまでの受験勉強の在り方は、(受験生の間で)イコールするのは難しいとの問題意識の中での発言だ」と説明した。

 

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