東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

萩生田文科相、衆院委で謝罪 英語試験の「身の丈」発言

 萩生田光一文部科学相は三十日の衆院文部科学委員会で、大学入学共通テストの英語で導入される民間検定試験を巡り「身の丈に合わせて頑張って」と述べたことを改めて謝罪した。委員会冒頭で「不安や誤解を与えたと考えており、発言を撤回した。国民、特に受験生におわびを申し上げる」と話した。

 発言の真意について「どのような環境下の受験生も自分の都合に合わせて、適切な機会を捉え、二回の試験を全力で頑張ってもらいたいとの思いで発言した」と釈明した。

 萩生田氏は、二〇二〇年度に始まる検定試験の延期論が政府内で浮上しているとの読売新聞報道について「文科省として議論は承知していない。政府のどこかでそういう議論があるのなら、確認したい」と話した。その上で「受験生は(二〇年度導入を)念頭に準備を進めている。円滑な実施に向けて全力で取り組んでいきたい」と強調した。

 国民民主党の城井崇氏は「受験生の負担は明らかに増える。試験日程への配慮もなく、受験会場の格差もある」と批判し、導入延期を求めた。萩生田氏は「試験団体に対して、検定料の低減、会場の追加設置を要請している」と答えた。

 民間試験は六団体七種類が実施。受験年度の四月から十二月に受けた最大二回の成績が、出願先の大学に提供される。練習のためなら何度受けてもよいが、受験料が二万円超の試験があり、会場が地方に少ないなど、家計状態や居住地で差が生じる懸念が指摘されている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報