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【政治】

日韓首脳 「対話を」再確認 10分着席 実質会談

4日、バンコク郊外で、安倍晋三首相(左)と韓国の文在寅大統領が約10分間、言葉を交わした。両首脳が着席した形で対話したのは約1年1カ月ぶり=韓国大統領府提供、聯合・共同

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 【バンコク=中根政人、ソウル=境田未緒】安倍晋三首相は四日午前(日本時間同)、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と訪問先のタイ・バンコク郊外で約十分間、着席して会話した。日本政府によると、首相は元徴用工問題について、一九六五年の日韓請求権協定に基づき解決済みとの原則的立場は変わらないと伝えた。韓国大統領府によると、両首脳は日韓関係の懸案を対話を通じて解決すべきだとの原則を再確認した。

 日韓首脳が座って話をしたのは、昨年九月下旬に国連総会出席のために訪れた米ニューヨークでの会談以来、約一年一カ月ぶり。四日の会話は文氏の呼び掛けでASEANプラス3(日中韓)首脳会議に先立ち、首脳控室で行われた。お互いが日韓関係に言及し、実質的な「会談」となった。

 西村明宏官房副長官によると、今後の首脳会談開催に関する話し合いはなかった。日本の対韓輸出管理強化や、韓国による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の破棄決定を巡るやりとりの有無は明らかにしなかった。

 韓国大統領府によると、両首脳は、外交当局間の協議を通じて「実質的な関係進展」が得られるよう希望した。文氏は「必要であれば、より高いレベルでの協議をする案も検討しよう」と提案。安倍首相も「あらゆる可能な方法を通じて解決案を模索するよう努力したい」と応じたという。

 日韓首脳の正式な会談は予定がなかったが、両首脳は三日夜(日本時間同)の夕食会の写真撮影で握手し、あいさつを交わした。

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