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【政治】

首相、導入見送りを陳謝 英語民間試験 関連議事録を公開へ

 安倍晋三首相は八日の参院予算委員会の集中審議で、大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入見送りに関して「関係してきた皆さまにご心配とご迷惑をお掛けした。そうした点は申し訳なく思っている」と陳謝した。萩生田光一文部科学相は「なぜこういう仕組みになったのかを検証しなければならない」と述べ、民間試験の活用を議論した関連会議の議事録を公開する考えを示した。

 立憲民主党の福山哲郎氏は、共通テストで新たに導入予定の国語と数学の記述式問題も採点に課題が多いと追及。首相が記述式問題を「拝見したことはない」と答えたのに対し、福山氏は「短期間でミスなく採点するのは不可能だ」と導入の中止を要求した。

 萩生田氏は「採点しやすい制度を作り上げていく」と述べ、予定通り実施する意向を示した。記述式問題の導入を巡っては、質の高い採点者を多数確保できるかや、公平に採点できるかが疑問視されている。

 萩生田氏は、英語民間検定試験の問題点を九月の文科相就任時に把握していたと説明。急きょ見送りを決めたことに関して「責任者として解決できると思ったが、このまま進めばさらなる混乱を招くと思ったので(延期を)決断した」と釈明した。

 首相は「身の丈」発言で批判を浴びている萩生田氏について「文教政策の専門家。まさに任にふさわしいと考えた」と述べ、文科相に適任との認識を強調した。 (中根政人)

 

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