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【政治】

首相、推薦関与認める 桜を見る会 招待枠1000人

 安倍晋三首相は二十日午前の参院本会議で、首相主催の「桜を見る会」に多数の後援会関係者を招いた問題について「私の事務所が内閣官房からの推薦依頼を受け、幅広く参加希望者を募ってきたと承知しており、私も事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と話し、自身の招待客推薦への関与を認めた。 (横山大輔、中根政人、妹尾聡太)

 首相は八日の参院予算委員会で「私は主催者としてのあいさつや招待者の接遇は行うが、招待者の取りまとめなどには関与していない」と明言した。この発言との整合性については「内閣官房や内閣府が行う招待者の最終的な取りまとめには一切関与しておらず、答弁が虚偽だったとの指摘は当たらない」と語った。

 地元後援者の招待が、公職選挙法の禁じる寄付行為に当たる可能性があるとの指摘についても、最終的な人選に関わっていないとして「指摘は当たらない」と話した。

 首相は、二〇一五年の桜を見る会の前日に、地元後援者らを招いて開いた夕食会の会場が、参加者の宿泊したホテルと異なったことを「事務的な手違い」だったと説明。費用は「大多数の参加者の宿泊先と同一でなくなったが、ホテル側と相談し一人当たり五千円となった」と述べた。首相は十五日、参加費が五千円である理由を「大多数がホテルの宿泊者という事情」と記者団に説明した。

 これに関連し、菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十日午前の衆院内閣委員会で、今年の桜を見る会の招待客一万五千人のうち、首相の推薦者が千人、自民党の推薦者が六千人だったことを明らかにした。麻生太郎副総理兼財務相や菅氏ら官邸幹部の関係者も千人程度に上り、半数以上を与党政治家の推薦者が占めた。

 菅氏はその他の招待客については、芸術・文化、報道、公明党の関係者が千人程度で、各省庁が推薦した各界の功労者、各国大使、国会議員、勲章受章者などの合計は六千人程度にとどまると説明した。

 大西証史内閣審議官は、首相の妻昭恵氏が推薦した招待客の有無について「夫人(昭恵氏)からの推薦もあったとうかがっている」と説明した。

 

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