東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

GSOMIA、午前0時失効へ 韓国が最終判断 米韓が電話協議

写真

 【ソウル=境田未緒】二十三日午前零時の失効が迫った日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)を巡り、韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は二十二日、このまま破棄するかどうかの最終決定をする。韓国外務省によると、康京和(カンギョンファ)外相は韓国時間の二十一日夜(日本時間同)、ポンペオ米国務長官と電話で協議し、「GSOMIAを含む韓日間の懸案など」について意見を交わした。康氏は韓国の立場を説明し、ポンペオ氏は協定維持に向けた努力を求めたとみられる。

 米国は、日米韓三カ国の連携を象徴するGSOMIAが失効すれば、中国や北朝鮮に対する安保体制でほころびが生じかねないと懸念。日韓両政府に失効回避に向けた努力を呼び掛けている。

 輸出規制強化措置で前向きな対応を求める韓国に対し、日本政府は方針を変えていない。両政府によるぎりぎりのせめぎ合いが続いている。

◆河野防衛相「賢明な判断を」

 河野太郎防衛相は二十二日午前の記者会見で「韓国の政権内にもGSOMIAや日韓の防衛協力が重要だという認識を持っている人がいるので、賢明な判断をしてくれると考えている」と、韓国がGSOMIA破棄を撤回することに期待感を示した。

<日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)> GSOMIAは軍事上の機密情報を提供し合う際に第三国への漏えいを防ぐための協定。効力は1年で、満了の90日前に終了の意思をどちらかが書面で伝えない限り自動更新されるとした。日本が今年8月、輸出管理での優遇対象国から韓国を除外する政令改正を閣議決定したことへの対抗措置として、文在寅(ムン・ジェイン)政権は同月、協定破棄を決めて日本に通告した。 (共同)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報