東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 政治 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【政治】

王毅氏「香港の安定損なう企て不可能」 中国外相と首相が習主席来日で協議

 安倍晋三首相は二十五日、中国の王毅(おうき)国務委員兼外相と官邸で会談し、来春に予定する習近平(しゅうきんぺい)国家主席の国賓来日の成功に向けた協力を確認した。「国賓訪問を日中新時代にふさわしい、有意義なものになるよう双方で協力していきたい」と述べた。デモ隊と警官の衝突で混乱が続く香港情勢について「一国二制度の下で、自由で開かれた香港が繁栄することが重要だ」と指摘した。

 会談で、王氏は習氏と李克強(りこくきょう)首相からのメッセージとして「両国指導者が努力した結果、中日関係は正常な発展軌道に戻った」との認識を伝達。その上で「さまざまな分野で日中間の協力を深めたい」と強調した。香港情勢では中国側の立場を主張した。

 安倍首相は、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入や東京電力福島第一原発事故に伴う日本産食品の輸入規制、中国当局による日本人拘束事案などを取り上げ、中国側の前向きな対応を重ねて求めた。

 茂木敏充外相と王氏が議長を務める「日中の人的・文化的交流に関するハイレベル対話」(人文対話)の初会合も東京都内の飯倉公館で開催した。茂木氏は「長期的に安定した日中関係を構築していく上で、国民間の相互理解は不可欠な基礎だ」と述べた。萩生田光一文部科学相や陳宝生(ちんほうせい)教育相らが同席した。

 ◇ 

 王外相は二十五日、首相官邸で記者団に、香港区議会議員選挙について、結果はまだ出ていないとした上で「香港の安定や繁栄を損なういかなる企ても不可能だ」と語った。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報