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【政治】

自民・二階氏、女系天皇を容認? 「男女平等念頭に」 党内は反対根強く

 自民党の二階俊博幹事長は二十六日の記者会見で、皇位継承のあり方に関連し「男女平等、民主主義の社会を念頭に置いて考えていけば、おのずから結論は出るだろう」と話した。女性天皇や、母方が天皇の血筋を引く女系天皇を容認するとも受け取れる発言。党内には反対意見も根強く、波紋を広げそうだ。

 同党では甘利明税制調査会長が二十四日のフジテレビ番組で「男系を中心に順位を付け、最終的選択としては女系も容認すべきだ」と発言した。

 一方、党内の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」は十九日、男系継承を維持するために旧宮家(旧皇族)の皇籍復帰を可能とするよう求める提言を安倍晋三首相に手渡した。

 首相は「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みも踏まえ、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」と話した。「女性天皇と女系天皇の違いに国民の理解が進んでいない」とも指摘したという。

 皇室典範は、皇位継承資格者を「男系の男子」に限定。歴代天皇のうち女性天皇は八人いるが、女系天皇は一人もいない。女性・女系天皇を認めるには、皇室典範の改正が必要になる。 (井上峻輔)

 

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