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【政治】

「災害後復元なら公文書」 菅氏「桜」名簿は復元想定せず

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は五日の記者会見で、災害で失われた政府文書をバックアップデータから復元した場合は「公文書になる」との見解を示した。首相主催の「桜を見る会」を巡っては、内閣府が廃棄したとする招待者名簿のバックアップデータは行政文書ではなく、開示請求の対象にはならないと重ねて説明。招待者名簿については「ルールと手続きに従って適切に廃棄した文書の復元は想定しない」と述べた。 (中根政人)

 菅氏はバックアップデータから復元された文書は公文書になるかどうかを問われ、事務方に確認した上で「災害などの後に復元されたのは公文書になる」と表明。誤って廃棄したり紛失したりした文書を復元したら公文書に該当するかどうかは「仮定(の質問)には答えを控える」と語った。

 桜を見る会の招待者名簿のバックアップデータに関しては「一般職員が業務に使用できるものではないことから、組織共用性を欠いており、行政文書には該当しない」と強調。野党議員からの資料要求に関し「その対象が行政文書であることを前提に対応している」と述べ、内閣府が名簿を復元しなかった対応に問題はないとの認識を示した。

 これに対し、野党は桜を見る会追及本部で、電子データを消去した日時の記録を示すようあらためて求めたが、内閣府の酒田元洋・大臣官房総務課長は「予定はない」と応じなかった。

 政府は今年の招待者名簿を五月九日に廃棄し、電子データも七日〜九日に消去したと説明している。バックアップデータも既に消去されているとしている。

 

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