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【政治】

国会閉幕 「桜」追及は継続 野党、内閣不信任案提出せず

 第二百臨時国会は九日、閉幕した。立憲民主、国民民主、共産、社民の野党四党などは首相主催の「桜を見る会」の疑惑追及のため、四十日間の会期延長を大島理森衆院議長に申し入れたが、衆院議院運営委員会で与党の反対で否決された。与野党は、閉会中に桜を見る会に関して政府から説明を受ける場を設けることで合意。これを受け野党は、安倍内閣に対する不信任決議案の提出を見送った。 (井上峻輔、大野暢子)

 与野党は国会閉会中の内閣委員会理事会で、野党が提出する公文書管理に関する質問書に対し、内閣官房などの事務方が説明することで合意した。野党側は、追及の機会が一定程度確保されたと評価。桜を見る会追及本部による調査を続け、疑惑究明を進めるとしている。

 野党は臨時国会で安倍晋三首相が出席して一問一答で議論する、予算委員会集中審議の開催を求めてきたが与党は拒否。説明責任を果たしていないとして、内閣不信任案提出を模索していた。一方で「否決されれば『問題は一区切りした』と言われかねない」(立民幹部)と提出に消極的な声や、不信任案が衆院解散につながる可能性への警戒感もあった。

 今国会では、政府が提出した新規法案十五本のうち十四本が成立した。政府与党が「最重要」と位置付けた日米貿易協定などの条約も承認された。

 同協定については、米国向け日本車の関税の取り扱いが継続協議になっていることなどについて、野党から疑問の声が相次いだが、二〇一六年の環太平洋連携協定(TPP12)の二割程度の審議時間で承認された。

 与党が今国会成立を目指した改憲手続きを定めた国民投票法改正案は、昨年の通常国会から五国会連続で継続審議となった。

 

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