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【政治】

「桜」閉会幕引き許さない 野党、質問状や懇親会ホテル訪問

桜を見る会前日の懇親会の会場となったホテルを訪れ、担当者への聞き取り調査後に取材に応じる今井雅人衆院議員=10日、東京都千代田区で

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 立憲民主、国民民主、共産、社民の野党四党などは十日、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に関する疑問を巡り、八項目にわたる質問状を内閣府に提出した。関連先の訪問や幹部らによる街頭演説も行った。九日の臨時国会閉幕を機に問題の幕引きを図ろうとする政府・与党の思惑を阻止し、追及を続行していく姿勢を鮮明にした。 (大野暢子)

 内閣府への質問は、桜を見る会の招待客の功労・功績をチェックしていたかどうかや、今年の招待客名簿の電子データが廃棄された時期など。衆院内閣委員会の野党筆頭理事を務める大島敦氏(国民)は「来週にも回答してもらう。閉会中もしっかり審議したい」と強調した。

 野党四党などによる追及本部は、会の前夜に首相の後援会が懇親会を開いた東京都千代田区のホテルニューオータニを訪れ、宴会担当者から一般的な宴会開催と支払いの流れを聞いた。

 聞き取りをした今井雅人衆院議員(無所属)によると、ホテル側は「個別のことは答えられない」とした上で「基本的には明細書をつくり、七年間は保存している」と説明したという。

 懇親会の費用を示す明細書はないとする首相の説明について、今井氏は「不自然だ。首相は説明責任を果たすため、ホテルに再発行を依頼して、明細書を示すべきだ」と訴えた。

 都内で行った街頭演説では、共産の小池晃書記局長が「首相は疑惑から逃げ回っている。疑惑追及は年が明けても終わらない」と声を上げた。

 野党が求める招待客名簿のデータ復元について、菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で「内閣府からは、紙媒体も電子データも全て削除しているとの報告を受けており、新たな調査を行うことは考えていない」と話した。

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