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【政治】

人事課長ら2人加工 「桜」白塗り 内閣府謝罪

 昨年の「桜を見る会」を巡り、内閣府は十六日の参院予算委員会理事懇談会で、部局名を「白塗り」で隠した推薦者名簿を同委に提出したことを謝罪し、部局名が入った名簿をあらためて提示した。加工は名簿を保管する人事課の課長と課長級職員の二人による判断だったと明らかにした。

 大塚幸寛官房長が「一部異なるものを国会に提出し、多大な迷惑をかけた。おわび申し上げたい」と述べた。理事懇は非公開だった。出席した野党筆頭理事の蓮舫氏(立憲民主)によると、白塗りした人事課長らの上司となる大塚氏は、加工を知らなかったとした。

 蓮舫氏は「公文書の改ざんをしてもおかしくないというのが人事課長レベルまで浸透しているなら、この国の公文書の信頼性は根底から失墜した」と強調。与党筆頭理事の福岡資麿氏(自民)も、他に白塗りはないとしている内閣府の説明には「説得力がない」と批判した。

 内閣府は昨年十一月二十二日、参院予算委の理事懇に各府省庁の約四千人分の推薦者名簿のうち一枚で部局名と略称を白塗りにして提出した。内閣府は、最終的には別の部局(人事課)が推薦しており、白塗りしたのは「誤解を招きかねないため」と説明している。

 十六日開かれた野党の追及本部では、白塗りした名簿の提出二日前に内閣府側が「(白塗りした部局の)名簿を廃棄した」と国会で答弁していたため、つじつま合わせを考えたのではないかとの指摘が出席議員から出た。内閣府の酒田元洋総務課長は「推薦したのは人事課なので、整合する」と否定した。 (妹尾聡太、横山大輔)

 

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