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【政治】

新型肺炎 武漢の邦人、希望者帰国へ 政府がチャーター機

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、安倍晋三首相は二十六日、同市に滞在する邦人のうち、希望者全員をチャーター機などで帰国させる考えを示した。中国国内だけで患者が二千人を超え、世界各地での感染拡大も止まらない中、中国政府は国民の旅行や移動の規制に着手するなど対応に追われている。

 安倍晋三首相は二十六日、「チャーター機などの手当てにめどがついた。中国政府との調整が整い次第、あらゆる手段を追求し、希望者全員の帰国を実現させる」と公邸で記者団の質問に答えた。

 政府によると、武漢市には二十四日の時点で旅行者も含め約七百十人の日本人が滞在している。武漢市の閉鎖が進んでいることから、邦人の帰国に向けてチャーター機の手配などを含め具体的な対応を調整していた。

 茂木敏充外相は二十六日、中国の王毅国務委員兼外相と電話会談し、現地邦人の帰国へ支援を要請した。王氏は日本の対応に理解を示した。

◆国内4例目 武漢から来日の男性

 厚生労働省は二十六日、中国湖北省武漢市から旅行で日本を訪れた四十代男性が新型コロナウイルスに感染し、肺炎を発症しているのを確認したと発表した。国内での確認は四例目。愛知県内の病院に入院し、三七度台の微熱があるが容体は安定している。

 厚労省によると、男性は計二十七人のツアー客として二十二日に来日した。一緒に来た家族を含め、これまでほかに症状が出ている人はいないという。これから発症する可能性もあるため経過を観察する。

 男性は来日した際は症状がなかった。二十三日から発熱があり、二十四日に関節痛も出て愛知県内の医療機関を受診。肺炎が確認されたため入院した。国立感染症研究所で検体を調べた結果、二十六日に陽性と判定された。

 入国から入院までの間にバスで数府県を回った。移動時にはマスクを着けていたという。

 

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