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【政治】

事務所の桜推薦 調査拒否 首相「個人情報」 参院予算委で

 安倍晋三首相は二十九日の参院予算委員会で「桜を見る会」の招待客を巡り、自身の事務所による推薦者の調査を求められ「個人情報に関わる。そうしたことを行う考えはない」と拒否した。菅義偉(すがよしひで)官房長官も招待客名簿の有無の再調査について「名簿がないことが明快だ」と応じなかった。立憲民主党の蓮舫参院幹事長の質問に答えた。

 首相は、桜を見る会で飲食物提供業務を請け負ってきた食品関連会社「ジェーシー・コムサ」(東京)に関し、役員が妻昭恵氏の旧友で「私自身もよく知っている」と述べた。交友関係が受注に影響しなかったか問われ「依頼を受けたことは一切ない」と否定した。

 内閣府の大塚幸寛官房長は、同社は飲食提供を二〇一三年以降、連続して落札していると説明。一七年以降は入札前に同社を会場の新宿御苑に呼んで打ち合わせをしていたことを明らかにした。「前年の反省点を聞く場として開催したが、入札情報を示すことは一切ない」と述べた。

 蓮舫氏が同社との契約内容を政府に照会した後に面識のない同社役員から携帯電話に突然連絡を受けた問題については「不適切な点があったと考えている」と述べ、内閣府から情報が流出したことを認めた。

 首相は、自民党の河井案里参院議員側に昨年の参院選前、党本部が計一億五千万円の政治資金を支出したことに関して「全て党の執行部に任せている。報告は受けていない」と関与を否定した。 (山口哲人)

 

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