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【政治】

桜名簿白塗り「改ざんではない」 北村担当相「私の思い」 国会答弁、二転三転

 公文書管理を担当する北村誠吾地方創生担当相は六日の衆院予算委員会で、内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿の一部の部局名を消す「白塗り」をして国会に提出したことについて、改ざんには当たらないとの考えを示した。その後、答弁を二転三転させ、審議が紛糾した。野党は閣僚の資質に疑問を投げかけた。 (清水俊介)

 野党共同会派の後藤祐一氏(国民民主)が「白塗りは公文書の改ざんではないか」と追及した。北村氏は「刑法上の改ざんではない」と言明し、虚偽公文書作成罪や公文書偽造・変造罪には当たらないとの認識を示した。

 同会派の今井雅人氏(無所属)が判断の根拠を問うと、北村氏は「私の思いを答えた」とトーンダウン。事務方の説明を受け「刑法上の改ざんではないと内閣府から報告を受けている」と再び答弁を翻した。今井氏は「先ほどは自分の思いで今度は内閣府か。もういい」とあきれた。

 北村氏は公文書管理法に関し「文書の偽造について規定する法律ではなく、国会への提出資料について規定する法律でもない」と指摘。白塗り名簿の国会提出が公文書管理法に反するかどうかは「法で規定する範囲を超えているので、担当相として答えは控える」と述べるにとどめた。

 白塗りを巡っては、与党・公明党の太田昌孝氏が先の衆院予算委で「公文書の改ざん」と断じ、政府の国会軽視を批判していた。政府は昨年十一月、参院予算委に各府省庁が保管していた約四千人分の推薦者名簿を提出。内閣府はこのうち名簿一枚から「内閣官房内閣総務官室」の部局名を消去していた。

 

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