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【政治】

新型肺炎 政府、入国拒否に浙江省追加

 安倍晋三首相は十二日午前、全閣僚が出席する新型コロナウイルス感染症対策本部会合を官邸で開き、感染の国内拡大を阻止するため、これまでの中国・湖北省に加え、浙江省に滞在していた外国人の入国を拒否すると表明した。効力は十三日午前零時に発生する。

 首相は「先手先手で対策を総動員してほしい」と指示した。国家安全保障会議(NSC)の緊急事態大臣会合も持ち回りで開催した。

 外務省は、浙江省の感染症危険情報を「渡航中止」を勧告するレベル3に引き上げる検討を始めた。現在、レベル3の湖北省以外の中国全土は「不要不急の渡航の自粛」を求めるレベル2となっている。

 政府は、湖北省や浙江省以外の感染が拡大する中国の地域に滞在歴がある外国人や、感染者がいる疑いのあるクルーズ船の外国人乗客らを、閣議了解を経ずに入国を拒否できるよう手続きを簡素化した。新たに入国拒否の対象地域とする場合、感染者数や移動制限措置の有無、医療体制などを踏まえ、総合的に判断する。

 首相は、集団感染が起きたダイヤモンド・プリンセスの乗客乗員に対するウイルス検査の態勢を現状の一日当たり約三百人から十八日までに約千人へ強化すると表明した。

 感染が懸念される人へのウイルス検査に関し、これまで湖北省に渡航歴があるなどの要件に限定してきた運用を見直し、地方自治体の判断で実施するよう要請した。

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