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【埼玉】

発信します 秩父のいま 地元の女性3人がFM局を設立

「ちちぶエフエム」を設立した(左から)山中さん、磯田さん、出浦さん=秩父市で

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 秩父市内の身近な情報を発信していこうと、地元の女性3人が、コミュニティーFM放送局「ちちぶエフエム」(本社・同市荒川贄川)を設立した。来夏ごろに開局し、祭りなどのイベントや交通渋滞、気象といった情報を伝える。「幅広い世代に気軽に聴いてもらえる放送局にしたい」と意気込んでいる。 (出来田敬司)

 FM局を設立したのは、社長の磯田恵美さん(33)と、いずれも取締役の山中優子さん(33)、出浦ゆみさん(32)。

 三人は二〇一六年一月から、インターネットラジオ局「ちちぶあっぱれでぃお」を運営。「秩父夜祭」「秩父川瀬祭」などの開催時に、市民や観光客に向けて情報を発信してきた。

 ただ、高齢者が多い秩父の場合、ネットラジオではリスナーに限界があると判断。「車内のラジオやラジカセなどでも聞けるコミュニティーFMの方が望ましい」(磯田さん)。開局に向けて企業や商店に協力を募り、資本金を現在の三百万円から三千万円に引き上げたい考えだ。

 ちちぶエフエムの放送時間は午前七時〜午後九時。FMラジオとスマートフォンの専用アプリで聴ける。FM放送の出力は二十ワット。現在の予定では美の山公園(皆野町)の電波塔から発信し、秩父市中心部を聴取エリアとする。スマホならエリア外でも聴ける。

 今後、市と協定を結んで大雨や大雪などの気象情報、市報の掲載記事も扱う。リスナーのリクエストに応じてフォークソングや演歌を流す音楽番組も。基本的に生放送で、タイムリーな情報を伝える予定だ。

 磯田さんは「地元の人に出演してもらい、身近に感じられる放送局にしたい」、山中さんは「番組やCMを楽しみにしてもらえたら」、出浦さんは「お年寄りと若い人がつながる橋渡しになれば」と話している。

 

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