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【埼玉】

北本産使用 黄金色トマトジュース 観光協会など共同開発、販売

販売を始めた「金のひとしずく」。大谷社長(左)と蓮見オーナーシェフ=北本市のイタリアンレストラン「BISTY」で

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 北本市観光協会などが、地元でブランド化に取り組むトマトを使った黄金色のジュース「金のひとしずく」の販売を始めた。協会は「北本産トマトの魅力を市内外に広めたい」と意気込んでいる。

 最大の特徴は色。トマトジュースといえば赤が想像されるが、新商品の金のひとしずくはシャンパンのような透明の黄金色だ。火入れしたトマトを煮崩れしない状態で木綿のさらし袋に入れ、その重みで一晩かけてエキスを抽出することで実現。酒造りの「雫(しずく)しぼり」の製法を応用した。五百ミリリットルにつき大玉トマト五個を使い、スッキリとした味わいに仕上がったという。

 トマト農家と市内のイタリアンレストラン「BISTY(ビスティ)」、市観光協会が共同開発した。エキスの抽出で協力した小鹿野町の大平戸農園の大谷(おおや)紀浩社長は「皮と種の近くのえぐみを取り除いたことで、トマトジュースの苦手な人にも楽しんでもらえる」と強調。BISTYオーナーシェフの蓮見俊之さんも「丁寧に裏ごしして青臭さも消えた。知らなければ何のジュースか分からないかも。魚でも肉でも、どんな料理にでも合う」とアピールする。

 北本市では十種類以上のトマトを生産しているが、今回は盛夏に収穫し、適度な酸味がある「モモタロウ」を使用。収穫時期や種類によって味が変わるため、ワインのようにバリエーションを増やすことも検討するという。

 市観光協会の岡野高志さんは「北本産のトマトは熟成したものを収穫するため、ほとんどが市内で流通している。加工品として市外にもアピールし、『北本に行ってみたい』と思ってもらえれば」と新商品に期待を寄せている。

 ジュースは五百ミリリットルの瓶入りで一本二千八百円。BISTYなどで限定三百本を販売する。問い合わせは市観光協会=電048(591)1473=へ。 (渡部穣)

 

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