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【埼玉】

県立高生 バイク使用、制限せず 県教委、「三ない運動」見直し

 県教育委員会は25日、県立高校生のバイク利用を禁じる「三ない運動」(免許を取らせない、買わせない、運転させない)の方針を見直し、通学時以外は利用を制限しない新指導要項を制定した。来年4月1日に施行する。 (井上峻輔)

 新要項では、バイクの免許取得や車両購入、運転を希望する生徒は保護者の同意を得た上で学校に届け出るように定め、今までのように一律に禁止はしない。通学での使用は従来通り、ほかに交通手段がないなど特別な事情がある場合に限って認める。

 「三ない運動」は、暴走族や交通死亡事故が増加した一九七〇年代後半から全国各地の高校で実施され、県教委の指導要項にも八一年に盛り込まれた。要項に従い、全ての県立高校は通学時だけでなく放課後や休日もバイク利用を禁じてきた。

 一方、暴走族の衰退などを背景に「三ない運動」を推奨する教委は全国的に減り、関東の一都六県では埼玉だけになっている。

 県教委も、学識経験者らでつくる検討委員会を設置して検証を進め、今年二月にまとめられた報告書で運動の廃止が提言されていた。

 

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