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【埼玉】

希少な戦争遺構、復元へ寄付呼び掛け 桶川市・旧熊谷陸軍飛行学校分教場

旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場の解体前の兵舎棟の様子=桶川市で(同市提供)

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 桶川市は、市内に残る旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場の復元整備に向けた寄付を募っている。5日までの寄付者は、工事を行う兵舎棟の木材の裏に名前を記せる。市は「国内でも希少性の高い遺構。趣旨に賛同してほしい」と呼び掛けている。

 市によると、桶川分教場は1937年の設置。航空兵らを養成し、第2次大戦末期には特攻隊員12人を鹿児島県の知覧特攻基地へ送り出した。

 当時の建物のうち兵舎棟など5棟が現存する。現在は木造の4棟が調査のため解体済みで、復元工事は6月に始まった。

 市は2014年に基金を設立し、復元整備への寄付を募り始めた。総事業費は約4億4000万円で、20年度中の施設公開を目指すが、10月末時点の寄付額は約1200万円にとどまっている。

 寄付は1口5000円から。木材への記名は縦約40センチ、横約14.5センチの新材に名前や日付を残せる。メッセージなどの記入は不可。裏面のため、完成後は見られない。市は今月17、18日に市役所で記名会を開く予定で、寄付者には個別に案内するとしている。

 問い合わせは、市道の駅・飛行学校跡地整備課=電048(788)4930=へ。 (藤原哲也)

 

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