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【埼玉】

街彩る公演ライブ 上福岡駅西口ココネ広場で4日と18日、記念の演奏会

ココネ広場公園ライブ実行委員会のメンバー=ふじみ野市で

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 ふじみ野市の東武東上線上福岡駅西口「ココネ広場」では、週末になると多彩な公園ライブが披露されている。決められた時間や音量を守り、公園として広場を管理する市の許可も得るなどして定着。音楽好きの市民らが「アーティストをサポートして街の活性化につなげよう」と2008年に「ココネ広場公園ライブ実行委員会」をつくり、ルールを整備した成果だ。4日と18日には、実行委の結成10周年記念ライブが開かれ、計25組のバンドやアーティストが参加する。 (中里宏)

 ココネ広場は同駅西口の再開発(〇六年完成)で誕生。当時も路上ライブをするアーティストはいたが、ルールがなかった。

 当時、市の幹部職員で仲間とバンド活動もしていた中野則之さん(62)が、ルールをつくって市の許可を受ければライブが定着し、街の活性化につながると考えたのが実行委の始まり。ボランティアでのメンバーを募ったところ、その頃に西口近くでフォーク酒場「でんつくばんつく」を開店した田村元さん(58)ら約十五人が呼び掛けに応じて集まった。

 実行委は、アーティストを登録制にし、活動時間や音量などのルールを定めた十二条の登録要領を作成。市から通年での使用許可を取った。

 中野さんは「ふじみ野市は、ライブ喫茶でプロのロックバンドが育ち、路上ライブからフォークデュオが生まれるなど、アーティストを育てる土壌があった。それが途絶えそうな時期だった」と振り返る。

 今は県内外の八十八アーティストが登録。インターネットで予約して演奏する仕組みが定着した。定期的に演奏している「ペーパームーン」の川村聡哉さん、悦子さん夫妻は「ここはホームグラウンドで思い入れの深い場所。解放感があり、お客さんも聞きたければ聞くという自由がある。長く続けていきたい」と話している。

 記念ライブは両日とも午前十一時〜午後三時(雨天中止)。四日は十二組、十八日は十三組のアーティストが出演する。

 

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