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【埼玉】

「九条俳句」市民応援団 1万4000人の署名提出へ

シュプレヒコールを上げる市民集会の参加者たち=さいたま市で

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 憲法九条について詠んだ俳句を、さいたま市の公民館が月報への掲載を拒否したことを巡る訴訟で、原告の支援者でつくる「『九条俳句』市民応援団」が十四日夜、同市浦和区の浦和コミュニティーセンターで市民集会を開いた。九月二十五日に始めた「一万人署名」の数が一万四千三百三十人分に達したと報告され、参加者から改めて俳句の掲載を求める声が相次いだ。

 最高裁の判断を待たずに問題を解決することを目指して企画され、約二百五十人が参加した。

 開会前には学者や俳人、ジャーナリストら八十三人が賛同した「表現者声明」も発表。九条俳句の尊厳のため検閲に抗議し、掲載を求める内容で、評論家の佐高信さんや元上智大教授の田島泰彦さんらが会見した。田島さんは「専門家だけの議論ではなく、国民全体で声を上げないといけない」と呼び掛けた。

 集会では、研究者や表現者声明への賛同者が表現の自由を守る大切さを強調。署名活動の参加者らも報告に続いて意見を述べた。署名は十六日に市に提出する意向だが、署名活動自体は今後も続けていくという。

 原告の女性が「早く結論を出すため、市に対して市民の思いを突きつけたい。いい見解が出るように頑張る」と決意を語り、最後は会場全体でシュプレヒコールを上げた。(藤原哲也)

 

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