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【埼玉】

深谷劇的V 「花園」へ 全国高校ラグビー・県予選決勝

後半逆転のトライを決め、喜ぶ深谷フィフティーン。手前は倒れ込む昌平の選手たち=いずれも熊谷市で

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 第九十八回全国高校ラグビー県予選の決勝戦が十七日、熊谷市の県営熊谷ラグビー場で行われ、深谷(深谷市)が28−24の僅差で昌平(杉戸町)を破り、二年ぶり十回目の優勝を果たした。試合終了間際の逆転劇だった。深谷は来月二十七日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。

 試合終了ぎりぎりの土壇場。21−24でリードを許していた深谷の怒濤(どとう)のごとき攻撃が始まった。フォワードで密集を作ってはボールを右へ左へと回して8分間つなぎ、最後に左プロップの岩崎圭佑選手(二年)がゴール下に飛び込み、劇的な逆転トライを決めた。

10回目の優勝のポーズで全国大会出場を喜ぶ深谷の選手たち

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 「このボールは絶対に落とさない」。パスを受けた岩崎選手は、相手ディフェンスがわずかに引くのを見逃さなかった。「ここしかない」。先輩たちの背中を押す力に乗って飛び込んだ時、抱えたボールはラインの内側に入っていた。トライを認める審判の笛。腕を突き上げる仲間たち。春にレギュラーになって二度目のトライ。「一生忘れられない」と破顔した。

 二年連続となった決勝での対決は、追いつ追われつの大接戦。後半25分、ペナルティーゴールで3点を奪われて24−21と勝ち越されながら、深谷は5点のトライを狙って活気づいた。「まだ行ける」と森俊輔主将(三年)は直感したと言う。昨年は逆転負けを喫したが、団結力で雪辱した。「逆転を信じていた」という山田久郎監督。「全員一丸の粘り強さを発揮し、全国ではベスト8以上を目指す」と意気込みを語った。 (渡部穣)

 

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