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【埼玉】

浦和南17年ぶりV 高校サッカー県大会 2−1、昌平に逆転

優勝した浦和南イレブン=いずれも埼玉スタジアム2002で

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 第97回全国高校サッカー選手権県大会の決勝が18日、さいたま市の埼玉スタジアム2002であり、浦和南が2−1で連覇を狙った昌平に逆転勝ちし、17年ぶり8回目の優勝を果たした。浦和南は12月30日に開幕する全国選手権に出場する。

 試合は後半11分、昌平の吉田航選手(三年)がドリブルで右サイドを駆け上がり、角度のないところから右足を振り抜いて先制点を奪った。

 追う浦和南は同22分、相手の反則で得たPKを大坂悠力(ゆうり)選手(三年)が落ち着いて決めて同点に。

 さらに同31分、ゴール前の混戦から庄司千暁(ちあき)選手(二年)が右足で蹴り込んで勝ち越した。

 昌平は試合終了間際、相手ゴール前で再三好機をつくったが、出足が鋭く球際で体を張る浦和南の堅守を崩し切れなかった。

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◆堅守で夏の雪辱 浦和南3年・相馬海音(みおん)選手

 「正直、昌平に勝つならPK戦かと思っていた」。勝利の立役者となったセンターバック(CB)は、想定以上の出来栄えで、17年ぶりの栄冠をつかみ取った熱戦を振り返った。

 やはり昌平と対戦した今夏のインターハイ県予選決勝。テクニック、スピードともに全国レベルの相手の攻撃を恐れ、守備ラインをずるずると下げてしまった。立て続けにミドルシュートを打たれ、あえなく敗戦。「自分のせいで…」。重い悔いとともに、敗戦の責任を背負い込んだ。

 一八一センチの身長を生かしたヘディングと、体を張った守備が持ち味。この試合はCBでコンビを組んだ後輩選手に対し、声を張り上げて指示を出し、守備ラインをまとめてきた。

 序盤から劣勢を強いられたが、「1点なら想定内」と味方の反撃を信じた。前線からの守備を強く意識し、最終ラインを押し上げて相手のオフサイドを誘い、勝ち越し後は試合のペースを握り続けた。

 「全国では今までやってきたことを信じて、昌平の思いも背負いながら勝ち進みたい」。よりレベルの高い強豪との戦いを前向きに見据えた。

 野崎正治監督は「100%、いや200%の力を出して戦ってくれた」と涙ぐみながら、相馬海音選手らイレブンの奮闘をねぎらった。 (森雅貴)

<清水勇人・さいたま市長の話> 待ちに待った全国優勝三度の古豪復活。「サッカーのまちさいたま」の誇りを胸に、全国選手権では南高旋風を巻き起こしてください。百三十万市民とともに祈っています。

 

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