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【埼玉】

蓮田駅西口 再開発ビル着工 都市計画決定から33年

JR蓮田駅(右奥)の近くにある再開発ビル予定地。1日から工事が進んでいる=蓮田市で

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 蓮田市が進めるJR蓮田駅西口再開発事業で、長年の懸案だった再開発ビルが今月、着工した。都市計画決定から三十三年での「難産」。分譲マンションのほか、子育て世代の多様なニーズに対応するコンシェルジュ機能を持つ公共施設などが入る。市は「駅西口の発展の扇の要となる。二年後の完成に向かって動きだせた」と意気込んでいる。 (中西公一)

 市は着工を機に、ビルの設計や用途などの詳細を公表。十四階建て一部二階建ての棟と立体駐車場の棟があり、延べ床面積は約二万一千七百平方メートル。総事業費は約六十億円に上る。

 マンションは主に子育て世代の入居を見込む。一階は診療所のほか、コンビニなどの店舗を想定。二階の公共施設スペースには行政窓口のエリアのほか、子育て世代包括支援センターや市民ギャラリー、会議室、調理室を設ける。

 蓮田駅西口再開発事業の都市計画決定は一九八五年。区画道路と駅前広場の整備は二〇一三年までに完了した一方、ビル建設は何度も計画が見直されてきた。

 市は当初、商業施設を中心に計画したが、バブル崩壊後、キーテナントの長崎屋が撤退し、マンション中心の計画に切り替えた。

 〇八年には二十三階建ての高層マンションを計画したがリーマン・ショックの影響で事業協力者が撤退。二十七階建てのタワーマンションが計画されたこともあったが、建築資材の高騰などで規模を縮小した。

 本年度は主に基礎工事を進め、二〇年秋には完成する予定。中野和信市長は会見で「再開発ビルは街づくりの拠点になる。ようやく緒に就くことができた」と話した。

2020年完成予定の再開発ビル(中央)と周辺のイメージ(蓮田市提供)

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